どうも、最近お腹の中がもっぱら戦国時代!もっぷへっどです!
…いやー、本当に原因不明なのですが、お腹の調子が悪すぎなのです。上杉謙信と武田信玄が喧嘩しているのです。(謎)
すぐぎゅるぎゅるなるし、液状化現象は激しいしでえらいことになってます。どなたか対策法知ってたら教えてください。
さて、本日は最近気づいた由々しき事態「嘘告白の流行」について書いていきます。
1.嘘告白とは
まあ名前が表す通り、「嘘の告白」をすることですね。最近では「ウソ告」とも言うそうです。
それが最近の子どもたちの間で、流行っているというか…、普通に罪悪感とか一切なしで行われていることに危機感を覚えています。
私自身は嘘告白をしたこともないし、されたこともないのですが(多分)、子ども時代確かに嘘告白は存在しました。
ただ、それはあくまでも秘匿のおふざけと言った感じであまり表沙汰にはならなかったし、秘匿にしなければいけないといった最低限の罪悪感は持ち合わせていた気がするわけです。
2.現代の嘘告白
昔の嘘告白は
①直接告白する。
②ラブレターで告白する。
の主に2択だったと思います。
しかし、今の子どもたちはこの2つの選択はほぼ取っていないようです。ではどんな手段かと言うと…
③LINEで告白する。
便利な時代になりましたね。(皮肉)
嘘告白だろうが本当の告白だろうが、気持ちを伝えるのならば直接言うべきであるというのがもっぷへっどの持論です。
確かにLINEって嘘告白しやすいですよね。その人のアカウントから送ってしまいさえすれば、その人が言った言葉になるのですから。
3.なんのために嘘告白をするのか
これはずばり「嘘告白を受けた人の反応を見て面白がり楽しむ」のが目的でしょう。趣味が悪いったらありゃしない。
そして嘘告白を受けるのは、往々にして「スクールカースト制度(笑)」のピラミッドの下にいる人たちです。
※そもそもスクールカースト制度というしょうもない制度?を下らないと思っているので(笑)をつけています。
声を大にして言いたいのですが、それは普通に「いじめ」と捉えられても仕方ないですからね?悪ふざけではすまないぞ。
嘘告白の被害者がそれで学校を不登校になったら?自殺したら?その人の人生を大きく狂わせることになるんですよ?そういった想像力が嘘告白をするような子たちには不足している気がしてなりません。
4.私が見た嘘告白の実例
※実例を基にした小話です。実際の話とは様々な点で異なります。
あるところに仲のいい女子グループがいました。毎日楽しくおしゃべり。それはそれは幸せな日々です。ただ、平凡な日常ばかりに飽き飽きして、刺激を求めるようになりました。
そこで、1人の女の子のラインを使用し「嘘告白」をしようと試みます。ターゲットになったのは、同じ学校の先輩。
その先輩は生徒会長をしていたりと非常に活動的。いうなればリア充です。しかし、そんな先輩には彼女ができたことがありませんでした。恋愛以外リア充な先輩は、執拗に恋人を欲するようになります。
そこに後輩からの嘘告白のLINEが届きます。
そんな恋人を欲する先輩が嘘告白とも疑わず受け入れるのは必然でした。先輩はその女の子を写真でしか見たことなかったにも関わらずその申し入れを受け入れます。
嘘告白で付き合うことになった2人。しかし、嘘告白で付き合ったので、もちろん女の子側は完全に遊びです。
「先輩のことが気になって眠れません。」「わたしの家にきますか?」「抱きしめて欲しい。」そんな思わせぶりなラインを送っては、返ってくる反応を見て、女の子達は爆笑し、時には嘲笑し楽しむのです。
最終的には、電話で下ネタを交えた会話まで始めます。そんなことされた男側はたまったものじゃありません。当然ここでは書けないようなことを想像し、女の子に卑猥な声もかけるでしょう。それが本当の恋人なら良かったのですが…
5.その嘘告白を聞いた私は
とまあざっくりではありますが、これが嘘告白の実例です。
こんなことを遊びでコソコソとやっている時点で健全ではないことは明白です。
ここで更に問題なのは、こんな話を「先生である私に何の悪びれもなく」することです。ここに昔と現代の差がある気がします。
※ちなみにこの話を聞いた後に、長時間かけてなぜ嘘告白をしてはダメなのかなどの話をして、先輩との関係は勿論断ち切らせました。
では罪悪感もなく、このように人を傷つける行動をできる現代の子どもたちは何が原因でこうなってしまったのでしょう。
6.罪悪感が薄れている理由
もうね、断言しちゃいますが「ネット社会」のせいです。
もっと言えば、「YouTube」のせいでしょうね。
「YouTube」というコンテンツが素晴らしいことに間違いはないのですが、誰でも投稿できて&誰でも視聴できるというところが残念なことに欠点です。
2019/07/07現在の時点で「嘘告白」で検索したらやっぱり「嘘告白してみた」という動画が見つかりました。しかも再生回数は5万回近く…。
そういったクソみたいな動画を視聴し、「あのユーチューバーがやってたからやってみよう!」という思考に達してしまい、深い考えも無しに受動的に行動しちゃうんでしょうね。犯罪者と同じ心理だぞこんなの。
7.まとめ
今回は現代の闇「嘘告白」「ウソ告」について書いてみました。
間違いなく1つ言えることは、「こんな健全でない遊びをしている子どもたちを放置してはいけない」ということです。
こんな現場を見かけたり、嗅ぎ取ったら周りの大人の方には必ず注意して欲しいと個人的に強く思います。
注意の仕方は…
・人の気持ちを弄ぶ行為を楽しむことは決して美しいとは言えないし、あなたの心はどんどん濁っていくだろう。
・嘘告白をした結果、傷つく人がいる。その結果、学校を不登校になったら、自殺をしたら、1人の人生を狂わせる最悪の事態まできちんとイメージをしたのか。悪ふざけで済む行為ではない。
・人をバカにする行為はいずれ自分に返ってくるそ。
といったところだと思います。実際にこれで注意したところ、その後は嘘告白騒動は起こっていないです。(少なくとも表面上では。)
嘘告白の加害者・被害者が今後1人も出てこないことを願います。
それではまた!
もっぷへっど